リンパマッサージの歴史

リンパマッサージの歴史

中国の3000年前の医学書に、「ぶどうの粒」という記載があり、これがリンパついての記述である言われています。これが世界で最初のリンパに関する治療であると考えられています。
 それから2500年ほどたち、16世紀後半、ヨーロッパでは、スウェーデンの解剖学者であるオラフ・ラドベックが、人体の完全なリンパシステムを解明しました。また、1930年代に入ってから、デンマークの精神科医であるエミール・ヴォッターが、腫れたリンパ節からリンパ液を排出したことにより、鼻炎や静脈疾患の治療に成功し、リンパマッサージの技術が開発されました。その数年後には、パリで美容と健康の博覧会が開催された際、このリンパが、むくみやたるみの改善に効果があると紹介されたことをきっかけに、広く知られるようになりました。
日本にリンパマッサージが入ってきたのは、明治20年以降です。ヨーロッパから、あるいはアメリカから、様々なタイプのリンパマッサージが紹介されました。しかし、当時の日本では制度的な問題もあって、あまり広くは普及しませんでした。最近は日本でもだいぶリンパマッサージという言葉が定着してきましたが、施術法はまだまだ統一したものが確立されていないのです。